2025年の労働安全衛生規則の改正により、職場における熱中症対策が義務化されています。
これまで努力義務とされてきた対策が、現在では不履行により罰則を受けるリスクも生じるため、企業は本格的な対策が求められます。
〇職場における熱中症防止のためのガイドライン等を参考に、熱中症を効果的に防止しましょう。
◆職場での熱中症防止対策のポイント
気温が急激に上昇する時期は、熱中症の発生リスクが高くなる傾向があります。
本格的に暑くなる前から「早めの対策」準備しましょう。
1.「設備、体制の整備」を参考に準備を行った上で、
2.「熱中症リスクの把握」で熱中症によるリスクを把握・評価し、
3.「熱中症リスクに応じた措置」にある熱中症防止のための具体的な方法を、
業種・業態に応じて選択し実施することにより、職場における熱中症を防止しましょう。
◆ガイドラインのポイント
・体制整備、必要な設備の整備を行いましょう
体調不良時の報告体制、重篤化防止措置の手順を整備し、周知しましょう。
WBGT指数計や、休憩所等の整備を行いましょう。
・熱中症リスクを適切に把握しましょう
※WBGT値を把握し、着衣補正を行い、身体作業強度及び暑熱順化の状況に応じた WBGT基準値と比較しましょう。
WBGT基準値よりも高い場合は熱中症予防対策を実施しましょう。
・リスクに応じた対策を検討しましょう
作業場所のWBGT値の低減、風通しの良い衣服の採用。
作業負荷の軽減、休憩の取得。
定期的な水分・塩分の摂取。
※暑熱順化、健康状態の確認。
・教育研修を行いましょう
管理者、職長、作業者等、立場に応じた教育研修を実施しましょう。
※WBGT値とは、気温・湿度・輻射熱(太陽光や地面などによって伝わる熱)・風速などを総合的に評価する暑さの指数です。
※暑熱順化とは、身体が暑さに慣れて発汗機能や循環機能が向上し、熱中症にかかりにくくなる状態を指します。
(参考)
〇職場における熱中症対策の強化について
https://www.mhlw.go.jp/content/001476821.pdf
〇熱中症予防のための情報・資料サイト
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/
〇職場における熱中症防止のためのガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/content/001676299.pdf














